てまりのき
てまりのき / 感想・レビュー
なななお
安房直子の「きつね山の赤い花」を読んで思い出したので再読。一緒に遊ぼうと思っていた友達が留守で、つまらないなと思っていたら、すすき野原から赤いキレイな鞠が転がり出てきました。拾い上げた所に、ピンクのマフラーをした子狐がもじもじしながら言いました。「それ、あんたの鞠?」「違う。あんたの?」…←この“もじもじ”や“あんたの?”が、子供っぽくて可愛い❤そして短いやり取りで仲良くなっちゃうのも子供らしくて好き。その後、沢山の子狐達と鞠突きして遊びますが、どっちの子も楽しかっただろうな。今は見なくなった遊びの風景。
2021/12/17
anne@灯れ松明の火
別の作品を探しに行って、あまんさんだと手に取った。 絵も大島妙子さんで惹かれる~。友達が留守だった人間のナナちゃんと、やっぱり友達が留守だったマフラーきつね♪ きつねたちの鞠で鞠つきをすると、とっても上手になる。それはてまりの木になった鞠だから! きつねたちと一緒に鞠つきをする様子が、本当にほほえましくて、ほっこりする。ラスト、ちょっぴり教訓的な匂いもするけれど、やっぱりあまんさんはいいなあ♪ ススキの季節に偶然読めて、幸せ(^.^)
2012/10/18
遠い日
ナナが出会ったマフラーきつねの子。鞠つきの鞠は不思議な木からもいだ鞠。はずむ鞠の楽しさに、現れたたくさんのきつねの子たち。みんな夢の中のようなできごとに、秋の風景が滲む。秋色のなか、ふと心地よい夢を見ていたかのような物語。
2015/01/07
こどもふみちゃん
3・4・5・6・7歳向け。 よかった(*^_^*) 秋にお薦めの絵本。 木に手毬がなっている。ススキ野原の中を走っていき、狐の子供達と 「いちじく、にんじん、サンショに・・・・」 と歌いながらまりつき。 お薦め絵本。 毎年、秋に読みたい絵本。
2010/11/23
nago
友達の家に遊びに行ったナナは、友達に会えなかったけど、キツネに出会い、一緒にマリ遊びをすることに。その赤いマリは不思議なマリで…。読み終わるとあたたかい気持ちになりました。
2023/03/25
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