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光をはこぶ娘

光をはこぶ娘

光をはこぶ娘

作家
O.R.メリング
井辻朱美
出版社
講談社
発売日
2002-12-01
ISBN
9784062116343
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光をはこぶ娘 / 感想・レビュー

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たるき( ´ ▽ ` )ノ

『夏の王』の続編。だんだんとシリーズのつながりが見えてきて、より深みが増していく。一気読みしてきてよかった!今作も美しい表現が満載。特に食べ物の描写は素晴らしく、食べている主人公が羨ましくなるほど。ダーナの正体には驚かされた。次巻でも活躍するようなので、とても楽しみ。

2022/12/07

ちゃちゃ

(またまたミディールにちょっとだけ会えて嬉しかったです。)前作が血みどろでしたので,これくらいふんわり甘い感じの方が安心できて嬉しい。表紙でも描かれているけれど,オオカミさんと一緒に駆けるシーンが印象的でした。これまで読んだメリングさんの作品に共通して言えることは,美しいという事に付け加えて,美味しそう・・・ということ。

2010/10/09

topo

緑ノ道ヲタドルガヨイ─。 妖精界の危機を救う使命を果たす旅は、失踪した母を探す旅でもあり自身の出生の謎を解く旅でもある。 一筋縄ではいかぬ妖精に揉まれ成長する少女の姿が眩しい。守護者・狼との出会いと別れの場面は涙無しでは読めない。 アイルランドの神秘的な自然の中を疾走するダーナの姿も印象的。

2022/06/23

nanako

大好きな本。心がすさんでしまいそうなとき、潤してくれる本です。私はある楽器を始めてみたいとずっと思っていましたが、いつまでたっても踏ん切りがつきませんでした。ビビッとやろう!ときっかけを与えてくれたのがこの本でした。フルートを始めました。

2013/12/08

ocean

前半は森を守ろうとする環境保護運動との絡みがけっこう強く出ていて、少々安直な環境保護を訴える物語のようにも思えましたが、後半に入って段々物語は深みを増していきます。妖精界と人間界の複雑な結びつきの中で歪んでしまった母と子の関係を修復する、それが妖精界の乱れを修復することに繋がり、ひいては人間界の環境問題にも繋がってくる・・・。 アイルランドの山岳地帯の歴史と伝承、自己中心的で一筋縄では行かない妖精たち、滅んでしまった狼、時空を超えて幾重にも重なっていく人々の運命・・・なかなか興味深く美しいイメージに満ち

2012/08/30

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