旅に夢みる
旅に夢みる / 感想・レビュー
とし
ふしぎな岬の物語、母と暮せば、北の桜守、動乱観てみよう。
2018/06/07
ぶんこ
この本を読むと、いい意味で吉永さんの印象が少し変わります。(私だけ?)ポカミスや、臆病だったり、怒ってみたりと意外な一面が正直に語られていて、時々、女優としてのイメージ戦略は大丈夫と不安になったりしながらも、私はこんな人間的な吉永さんがより好きになりました。何度か中国を訪れ、友人もできた後、天安門事件が勃発。不安なあまりに「中国のことを考えないようにしよう」と。辛すぎる事に目を背けるのに激しく共感しました。最後に「世界が平和でなければ、楽しい旅はのぞめません」に、コロナ禍の今にも当てはまると痛感。
2021/06/12
ZEPPELIN
父が軽度のサユリスト、上司数名が重度のサユリスト。その理由を少しでも発見出来ればいいな〜と思って読んでみたものの、吉永さんの出演作品をほとんど見たことがないので、映画の話も出てくる序盤はあまり文章が頭に入って来ず。中盤からの海外旅行編のほうが読みやすい。正直、言葉遣いが丁寧すぎてあまり好きな文章ではないけれど、永遠のアイドルとしてのイメージを崩さぬように細心の注意を払いながら書いたのだろうと思うと、その気の使い方に感服してしまう。いまだに人気が高い理由、ちょっとだけ分かった気がする
2014/04/23
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