フライ、ダディ、フライ
フライ、ダディ、フライ / 感想・レビュー
nyaoko
ゾンビーズ第二弾。岡田准一主演で映画化にもなりましたし、観ましたが、読友さんから「原作にはゾンビーズが出るんだよ」と教えてもらったのが、実はこのシリーズを読むきっかけです。愛する娘の敵を取るために、へなちょこ中年鈴木が立ち上がり奮起する。肉体改造に渋々かって出た舜臣と、鈴木の二人が段々と打ち解けて、距離感が縮まっていく姿がとても心があったかくなります。彼に出会わなかったら知らなかった世界や、青春や、家族の絆を取り戻すって、ベタなんだけど、面白かった。でもね、やっぱりね、これだけは言わせて。「山下は偉大」
2017/11/29
しょこ
ゾンビーズの第2弾、今回も楽しかった。サクッと読めて、時おり前向きになれる、励まされるようなフレーズがカッコよく収まる粋な作品☆山下の相変わらずの不運ぶり&愛嬌が笑える。横で腹を抱えて笑ってる南方、板良敷、萱野の姿にまた更にコチラも笑えてくる( *´艸`)仲間っていいな。朴舜臣も厳しくも優しい。陰ながら見守る奥さんも良かった。遥ちゃんこんな仲間に支えられて、ダディは飛んだよ!次は遥ちゃんだね!!続編へゴー!↓続
2017/10/30
takayo@灯せ松明の火
お父さんの本だぁ!!!娘を守るため、身体つくって、恐怖乗り越え・・・自分の子どもと同年齢の子達に教えを乞い、食らいついていく熱血の話なんだけど、でもその子達の頭をクシャクシャしている姿や今度トランクス買ってやろうと考えてたり、山下の泣き顔みて「愛してるぞ~」となるあたり、やっぱりお父さんなの(*^_^*)テヘッて笑うななんて言われたり、バスと競争したり、神社の大木によじ登って拝まれちゃったりするところは、全く、子どもらと同化しているんだけどね。母の私はひたすら寄り添うことをまず思うけど、戦うんだね、父は!
2011/04/19
ほたて
普通のサラリーマンの世界、落ちこぼれ高校生の世界、ボクシング高校生チャンピオンの世界、在日朝鮮人の世界・・・私の半径1メートルの世界から見える物は、広い世界のほんの一部でしかない。だけど、普通のサラリーマン鈴木さんの目線を通して、見たことのない世界を見ることができた。世界を変えることはできないけど、強くなることで守れる物がある。(ゾンビーズ第2弾 = fly )
2013/02/02
Shimaneko
これも久々の再読。大筋以外はきれいさっぱり忘れてたので、新鮮な気持ちでわくわくしながら読了。対決前夜のバスに勝つシーンがぐっとくる。やっぱ、いいよね、このシリーズ。
2014/06/20
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