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赤い鳥は館に帰る: 有栖川有栖エッセイ集

赤い鳥は館に帰る: 有栖川有栖エッセイ集

赤い鳥は館に帰る: 有栖川有栖エッセイ集

作家
有栖川有栖
出版社
講談社
発売日
2003-03-01
ISBN
9784062117500
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赤い鳥は館に帰る: 有栖川有栖エッセイ集 / 感想・レビュー

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Yuki

デビュー作の「著者の言葉」からミステリの話、90年代当時の時事ネタ、新聞批評、関西の話と奥様と猫、あと胆石。よほどあちこちに書いたんですかね胆石ネタ。133個摘出って数まで覚えそう。そりゃかっこうのネタだし書くわ。ミステリ話は以前ネットの対談で読んだ「点と線」への愛憎(?)にまた巡りあってフフッとなったり、クアラルンプール取材旅行のくだりを読んで「マレー鉄道の謎」を再読したくなったり。書店員の端くれを経験した身としては書店勤めの話も興味深く。奥様への詫び状にもにやにや。今回も楽しく読ませていただきました。

2018/03/29

みっぴー

大好きな有栖川さんのエッセイ集です。有栖川さんのミステリー愛が凄い!読みたい本が増える増える(^^;)ミステリー作家さんって、浮世離れしているイメージが強いのですが、有栖川さんは逆に、世間で話題になったニュースに自分の意見や主張をしっかり持っていて、それを堂々と述べていることに驚きました。(しかもかなり辛口!)書店員時代の話からデビューに至るまでの話が個人的に一番興味深く、楽しく読みました。大学を卒業後、専業作家になるまで十二年。大器晩成とはこのこと!有栖川さん、一生ファンでいてもいいですか?

2017/08/02

まめ

「ミステリ」「時事」「カンサイ」「日々」の4章からなるエッセイ集。日々についてのエッセイが一番興味深かった。「マレー鉄道の謎」のための取材旅行記も良かった。本編にとっても活きていると思いました。

2016/11/26

那由多

このエッセイはウェブサイトを持たない、有栖川有栖の公式サイトとのこと。ミステリ、時事、カンサイ、日々の四つの項目に分かれている。『幻の完全犯罪』でおちゃらけ、『赤い鳥は館に帰る』で“本格”を“赤い実”と表現する。新聞の紙面批評は、おっとりしたイメージと違い鋭い。お恥ずかしながら知らない事件もあり、検索してみて警察組織に怒りを感じたりもしました。大阪愛やサラリーマン時代のお話も興味をそそられました。愛猫フーの永遠未発表エッセイが、とても気になりました。ご夫婦だけの作品なんですね。

2019/08/16

黒猫

エッセイ集2冊目。刊行順だとこっちが先かな?今回もマイペースに、ユーモアに仕上げられていて良かった。『◯◯殺人事件』の量の多さには驚き!!思わず笑ってしまうほど!もちろん読んでみたいのもちらほら。書店の話は現書店の私にとって「あるある」と頷いてしまう場面もあった。また『最も安価なパラダイス』での「本が好きやったら楽しく生きていけるね」と《本ほど安価なパラダイスはない。そして、そこに入る門は広い》には激しく同感!!

2014/07/27

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