底のない袋 (TBH)
底のない袋 (TBH) / 感想・レビュー
姫右近
品とかわいらしさがにじみ出る文章が好きだ。ほっこりし過ぎて涙が出たりする。豊かな感性にハッとさせられる。
2010/02/21
algon
何故か美文を読みたい!という感覚が図書館をうろついているとき湧き上がってきまして田舎の図書館なので南木佳士は読んでしまったし・・というわけで青木玉氏の本作を借り受けました。幸田露伴の孫、幸田文の娘でその縁での著述ということもあるのですが端正な文章は独特の雰囲気があります。育ちから野卑な面は皆無で東京山の手感覚で表す日暮しの諸々は淡麗感覚というべきものに思えます。「月あかり・・・」「食事の風景」「露伴の春秋」が特に心に残りました。
2016/01/26
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