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煤煙

煤煙

煤煙

作家
北方謙三
出版社
講談社
発売日
2003-08-01
ISBN
9784062119559
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煤煙 / 感想・レビュー

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カール

狂人ながらも知的で惹きつけるような魅力をあり、だが正直あまり関わりを持ちたくない人種である弁護士・青井正志。彼は肥大していく破滅願望に流され、破壊衝動の赴くままに他人の人生をぶち壊しながら己の人生すらもぶち壊す。不特定多数の人間を盛大に巻き込んだ自爆劇。賛否両論ありそうな作品ではあるけど、もしもこの小説を原作に完璧なキャストとスタッフをそろって映画化すれば凄い映画になるのじゃないかな。特にこのラストは伝説になりそうで、実際この目で見てみたい。意外とありそうで案外無い。破滅願望を体現させた男の狂気の物語だ。

2016/10/08

ASnowyHeron

なかなかハードな作品だった。主人公はダークヒーローだろうかと思いながら読んでいたが、奥が深い。文豪と呼ばれる作家の人間性をえぐるものと同じような臭いを感じた。

2015/12/11

こっこ

弁護士

2007/09/25

橘未定

家族を毀し、社会を毀そうとする弁護士青井。彼が最後に毀したものとは。どこまでも毀し続ける青井の辿り着く先が気になって最後まで読まされた。

2009/09/13

まぁにぃ

弁護士、青井正志の物語 こんな弁護士相手に、法廷で戦いたくない(笑)

2013/04/12

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