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LAST

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作家
石田衣良
出版社
講談社
発売日
2003-09-26
ISBN
9784062120500
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LAST / 感想・レビュー

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ブゥりん

石田衣良さんは初めてで…この方テレビで良く見かけるからタレントさんだとばかり思っていて、あまり興味なかったのだけれど、『北斗』という小説を読んでみたかったから、図書館に行ったら、これにも惹かれたので手にとってみた。前置きが長くなったけど、面白いじゃないかー‼︎人生のどん底に陥ってしまった人たちの色んなラスト。結末ははっきりわからないけど、ハッピーエンド好きとしては、それぞれの主人公たちのあの後の幸せを願ってやまない。ラストバトルが一番胸にきた。石田さん、いいです。

2017/05/04

takaya

この作品は、ほかの石田氏の作品とはだいぶ違う印象です。短編集ですが、どれもすごくブラックな世界。しかしブラックチョコレートを食べているような濃厚な味わいで、どの短編も引き込まれて読みました。

2015/01/20

くろり - しろくろりちよ

「崖っぷちの人間をダークビターに書きました。ぼくの別な顔に、震えてください。石田衣良」(帯より) 短編集。共通項は借金。選択を迫られた人間が取る行動の原動力は、大なり小なりその人間の根となる何かがある。家族、仕事、繋がり、生き方、信念。 でも震えるほどじゃない。借金のない人間には、目の前をただ通り過ぎる物語たち。

2011/01/16

そのぼん

今回の短編集は石田衣良の作品群の中では黒いオーラが漂っていましたね。これはこれで、面白かったです。

2011/06/18

なるなる

がけっぷちに追い込まれた人たちを描く7つの短編。印象に残ったのは「ラストコール」「ラストシュート」どちらも売春のダークな部分を描いた作品。私的には石田衣良っぽいなって感じがした。ラストコールのテレクラで行われる会話が徐々に戦慄に変わる感じや、ラストシュートで最後に少年が何度も繰り返す言葉が印象的。

2011/07/12

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