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千の風になって

千の風になって

千の風になって

作家
新井満
出版社
講談社
発売日
2003-11-06
ISBN
9784062121248
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千の風になって / 感想・レビュー

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真香@ゆるゆるペース

実家本。あの有名な「千の風になって」の、英語原詩、写真詩、楽譜、日本語詩、”「あとがき」に代える十の断章”を収録。原詞は作者不詳で、いつどこで生まれたかも分かってない謎に満ちた曲なのに、こんなにも多くの人達の心を打つ理由が垣間見えた。写真詩の写真がとてもキレイで美しく、何度でも眺めたくなる。大切な誰かを失った人がいたら、この本を贈りたい。

2020/01/01

momogaga

読メ開始以前の既読本。最近、「墓終い」の話題が気になります。あらためて読み直しをします。

まっと

あの「千の風になって」の誕生までの道のりがイメージ写真とともに語られる。新井満氏の幼馴染みのパートナーが闘病の末に亡くなり、友人達作製の追悼文集で引用されたところから始まる。作者不明のこの詩、英語の原詩は様々なバージョンがあり、その中の一つを新井満氏が既存の訳からいったん離れ、「直訳」ではなく、そこに潜む「本質」を感じたままに日本語詩としたものだそうだ。解釈はそれぞれだろうが「死と再生の詩」と捉えた彼の思いがこうしてみるとあの詩から伝わってくる。原詩も改めて読んでみたが大切な人をなくした方に贈りたくなる。

2023/08/21

パスティル

写真詩がとても良かった。この詩の秘話ともうひとつの物語が後半にあって、これまた感動。生きることは歳を重ねること。もしも身内の別れで行き詰まった時に再読したいと思う。

2014/09/19

コジターレ

いい話だったけど、わざわざ本にするのなら、もっと膨らませたり深めたりした方がいいと思う。

2015/01/26

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