海燃ゆ: 山本五十六の生涯
海燃ゆ: 山本五十六の生涯 / 感想・レビュー
GaGa
太平洋戦争当時、日本海軍は冷静に情勢を見ていたのだなと、本書を読んで思いました。戦争に反対をしていた山本五十六が、結果立案した真珠湾への奇襲が成功するのは、ある意味歴史の皮肉かも知れない。
2010/05/04
lilysX
家庭人としての山本五十六評
2022/07/04
湖宮
著者初読み、教科書には知っている人物程度でしたが、筆力をして新たな山本五十像を構築出来ました。私が好きな言葉に『粗にして野だが卑ではない』と在りますが、其を地で行くように感じます。勿論様々な方が対象として筆を執り、史実とずれることもあると思いますが。一番感銘を受けたのが、五十六が戦争は避けるべきと主張していたにかかわらず、平和維持のための戦争の矢面に立たされた無念さです。それでも始まれば軍部が、、言い訳にはなりません。戦争の悲劇、歴史の惨劇を認識し世界平和を願う祈念となる素晴らしい作品でした。
2018/11/15
iso1884(いそって呼んでね)
涙なしには語れない時代背景であることを深く掘り進めた五十六本きっての感動作であるかと思います。これを読むと絶対五十六びいきになる。
unflyable
山本五十六の伝記もの。軍人としてではなく、個人的な家族関係やふるさととの関係を重視して描いている。筆者の意見と調べた内容をくっきりと分けて記述しているので読みやすかった。過度な神格化を避け阿川本とは違うスタンスなので面白かった。
2016/11/27
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