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バラ色の怪物

バラ色の怪物

バラ色の怪物

作家
笹生陽子
出版社
講談社
発売日
2004-07-16
ISBN
9784062124669
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バラ色の怪物 / 感想・レビュー

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joyjoy

閉じ込められて、キレて、叫んだときに、怪物の存在に、気づいた気がする。なんだか恐ろしい、汚いものがいる、自分のなかに、と。忘れてしまえればいいのに、記憶に残っているのは、忘れてはいけないからかもしれないな。自分のなかにも、怪物がいることを。

2023/09/23

acidrain

中学生の話なのに取り扱う話が暗めだった。甘い誘惑に負けて悪いことに加担したり、群がっていた頃には感じることのなかった群がって生きている人の人間性を感じとったり複雑な時期を生きている中学生にとっては共感できるのではと思いました。でも、最後どうなったの?もし、最悪の事態だったら後味が悪いな。

2012/07/24

ぴょこたん

旅行の道行きの列車の中で読もうとして持っていたが、あまりの面白さにその間に読みきってしまった! 図体はでかいが、父母の離婚以来気持ちを表現することが苦手になった遠藤少年、中2。そんな彼が不幸の連鎖から生じた眼鏡の破損を幼馴染の宇崎から紹介されたアルバイトによってお金を稼ぎ、買おうという軽い気持ちから自分自身を見つける事件に遭遇することになる。 いや~圧巻でした。最後の30㌻は武蔵野線の中、一人鼓動が激しくなってしまうほど興奮しながら読んでました。

2005/10/22

遠い日

050111【読書ノート/ひとことメモ】中学生の生き方を探る。

2005/01/11

てまり

三上のように、平気で人を見下す傲慢な子どもって怖いなぁと思う。ただ、「中学生は何もかも中途半半端でつまらない」という気持ちは、わかるなぁ

2006/07/06

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