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誰だってちょっと落ちこぼれ スヌーピーたちに学ぶ知恵

誰だってちょっと落ちこぼれ スヌーピーたちに学ぶ知恵

誰だってちょっと落ちこぼれ スヌーピーたちに学ぶ知恵

作家
河合隼雄
出版社
講談社
発売日
2004-07-09
ISBN
9784062125079
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誰だってちょっと落ちこぼれ スヌーピーたちに学ぶ知恵 / 感想・レビュー

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けんとまん1007

スヌーピーを題材に、河合先生と谷川さんの対談が、とても面白く、しかも奥が深い。その後の、河合先生の考察が、さらに広がりをもたらしている。個人的に、尊敬するお二人なので、それだけでも貴重な1冊。自分自身、落ちこぼれであると思っているので、とてもこころに沁みるとともに、気が楽になる部分も多い。しかし、この本を読めば読むほど、スヌーピーの世界は、深いんだなあ~と感嘆。

2016/07/01

りお

自分自身の欠陥も愛せたら少しは生きやすくなるのかな。だめだめな所も好きになれるかもしれないとこの本を読んで思えた。

2022/05/17

わった

ピーナッツの良さをはじめて理解しました。アメリカと日本では文化の違いが大きく、どうしてもアメリカのほうが良いように感じてしまう。日々の報道番組が日本の悪いところだけを海外と比べて、日本は遅れている!と報じているせいもあるかもしれませんが、アメリカ人のずっと笑顔で喋り続けなければならないというのは、かなり負担だろうなと思います。そういう人たちのためにピーナッツかあるんですね。子供が大人みたいなことを言うのもいいんでしょう。きっとこれが大人が言ってたら興ざめだったと思います。本編読んでみます。

2016/02/07

安国寺@灯れ松明の火

スヌーピーの世界をめぐる対談、実際の漫画を元にした解説と、大変充実した内容でした。「でも君たちは初めから『外人』なんかじゃなかった」――冒頭の谷川さんの詩(『君たちはどこにでも』)が味わい深いです。私のスヌーピーの記憶は幼稚園ぐらいまでさかのぼれそうです。その後、スヌーピーはビーグルだということを何かで知ったのですが、はじめてビーグルを見たとき、「これ、スヌーピーじゃない…」とがっかりした記憶まであります。「君は初めから『ビーグル』なんかじゃなかった」ということでしょうか。(続く)

2013/10/06

はる

臨床心理学者の河合隼雄さんと、アメリカの漫画ピーナッツの翻訳をされてる谷川俊太郎さんの対談本。スヌーピーのキャラクターばかりに目が行って原作のピーナッツはちゃんと読んだことがない人も多いのでは。実はピーナッツはゆるい雰囲気の中にたまにピリッとした皮肉と人生哲学が詰まった作品だったのね。何も成し遂げなくても分かりやすく誰かの役に立たなくても、そこにいてただ生きているだけでいいじゃない、と思わせてくれる本でした。

2023/07/10

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