妖怪アパートの幽雅な日常(3) (YA!ENTERTAINMENT)

へくとぱすかる

思ったとおり、今までなかった学園生活の物語になりました。だんだん夕士の魔導師ぶりも、進歩してきたみたいです。田代というキャラが登場したことで、アパートの話から、だんだん話が広がってきました。これからどんな方向に物語は進んでいくのか。目が離せません。

2013/11/13

masa@レビューお休み中

今までは、普通の高校生の日常みたいなはじまり方だったのが、いきなり修行をしているシーンから始まる。朝は5時起き。水行でお経を唱えて朝のお勤めをする夕士。ちょっと前までは、妖怪アパートに住む普通の高校生だったのに、『小ヒエロゾイコン』という魔道書に出会ってしまいすべてが変わってしまったのだ。妖魔を操るブックマスターとなるべく日々修行中の身なのである。日々の修行と学校生活を当たり前のようにこなしているだけなのですが…。この魔道書『小ヒエロゾイコン』のおかげでギャグのような物語になっているから面白いんですよね。

2013/01/22

ちはや＠灯れ松明の火

勉強なら学校へ行けば教えてくれる、でもただ年齢を重ねるだけじゃ大人にはなれない。子は親の背を見て育つもの、彼には親はいないけれど常人の範疇を逸脱した曲者の背中ならずらりと並んでいる。本物の、大人たちの。公務員志望の高校生兼魔道士の卵が遭遇した学校の怪談、蠢くのは澱み腐臭を放つ悪意と、大人になりそこなった人間の剥き出しのエゴ、文字通りの反面教師。誰かに気持ちを伝え受け止めること、痛みを知ること、失敗から学ぶこと、乗り越えること、繋がること。教科書では学べない経験を重ねて、少年はガキから大人へと日々進化する。

2011/01/15

パフちゃん＠かのん変更

すみません、ただ年食っただけの奴です。でもこの本は面白くて好きですよ。今回は学校生活が中心。以前助けた田代さんと仲良くなっている。しかしこの田代さんのキャラは馴れ馴れしすぎてちょっといただけないが。まあ、これくらい積極的な女子でないと夕士はうまく付き合えないのかも。三浦先生は気の毒だけどずっと優等生で来た人の中にこういったキャラが本当にいるような気がします。しかし、「プチ」のくせにこの巻の魔道書は随分威力がありますね。

2012/07/02

mikea

今回も笑えたり、お腹がぐーっとなっちゃうところあり。22時頃にファミレスに平気で入れる女子高生に夕士が「危ない」と案じる様子はハッとさせられます。今まで何事もなければ大丈夫と思い込むのは危険だと。夜歩くときは、危機感もたないといけませんね。夕士が女子に人気あるのが分かる気がする。

2011/08/13