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車掌さんの恋

車掌さんの恋

車掌さんの恋

作家
有吉玉青
出版社
講談社
発売日
2004-09-22
ISBN
9784062125970
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車掌さんの恋 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

初読みの作家さんで、読メのレビューを見て気になり手に取った作品ですが、こういうのもたまにはいいかなという感じでした。悪くないし、雰囲気もあるのですが、どういうワケか地味さ加減が拭いきれないといいましょうか・・・。読みやすくもあり、物語の展開も惹きつけられるのですが、全体的にどこか薄味な印象をぬぐえません。しかし、読む作品として後悔するワケではなく、こういう作風の作品を読んでおくのも、読書の幅は広がるかなと。雰囲気は好きな感じで、文体もテンポが悪くないので、機会を改めて他の作品を読んでみようかなと思います。

2015/12/09

ねむねむあくび♪

図書館の本。5編からなる短編集。装丁が可愛くて借りてみたが、外見の印象とは裏腹に、切なくてやるせない話がほとんどでした。『きせる姫』『中吊り泥棒』の学生の話が良かったです。

2014/08/16

horihori【レビューがたまって追っつかない】

電車にまつわる短編5話。「車掌さんの恋」自ら手放した忘れられない恋「中吊り泥棒」追っかけてたアイドルの現実「ボックス・シート」ダブル不倫の選択肢をスイッチ・バック運転で考える「きせる姫」真面目一辺倒の女子高生のふわりと浮いた危うさ「あみだなの上」水色の風呂敷包みの重みと夫婦の絆。「きせる姫」に共感。周りに思われてるイメージの重さ。かったるくなって自暴自棄になっても、堕ち切れない自分の堅さ。素直になりきれない意地。そういう気持ちを思い出した。

2007/11/28

れみ

電車が登場する5つの短編集。不倫が出てくるお話が多くて全体的にシリアスというかドロドロしてるかも。そのわりに切ないな~…くらいの印象で読み終わる感じ。個人的に好きなのは「きせる姫」かな。

2014/02/05

TANGO

図書館本。装丁とタイトルにひかれて借りてきたけれど、ちょっとほろ苦さの残る恋模様が5編。「鉄道少女漫画」みたいなのを想像していたので、その意味では期待外れ。でも、サクラの満開の時だけでなく、散りゆく様も美しいように、いろいろあるから、恋やら愛やらも面白いんだと思う。そんな話。

2015/04/02

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