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藁の楯

藁の楯

藁の楯

作家
木内一裕
出版社
講談社
発売日
2004-10-01
ISBN
9784062126403
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藁の楯 / 感想・レビュー

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ツン

これだけ面白い小説が書けるのだから、マンガがおもしろかったはずですね。。木内一裕さん本人がマンガ家だったのは知っていたのだけど、お兄さんは代紋TAKE2などの漫画原作者の木内一雅さん。。すごい兄弟

2018/12/25

ユザキ部長

言ってる事は正しい。だが根本的に間違っている。価値観も法も秩序も全てが矛盾。復讐による殺人を法律ではなく慣習で認めてしまう世の中になったらどうなるか?日本、いや世界中のあらゆる人間が敵になり、自分以外全てに銃を向けなければならない。恐ろしくシンプルかつスピーディーに叩きつける作品だ。

2017/10/07

とも

★★☆なんともつまらない。いいところをあえて言えば、読みやすくスピード感があることくらいか。

2014/06/11

あやさくら

木内さんのデビュー作品。少女殺しの犯人「清丸」。遺族が10億円の懸賞金をかけ公共の広告に清丸の殺人依頼を載せた。その清丸を護送する過程の物語だがやはり血の気の多い事。このスピード感はさすが木内さんの作品。SPの主人公「銘苅」の心情が変化するところ、犯人が人の子だったのかとちょっと騙されかけた私もバカでした。最後は…やるせない気持ちに…。

2021/02/22

Kumiko

ああ、モヤッとする。半ばまではスピードに乗って面白く読んでいたが、この小説をB級(失礼)エンタメとして読めばいいのか、ロクヨン寄りのお堅いお仕事矜持小説として読めばいいのか、結局最後まで読み手(私だ)のスタンスが掴めなかったせい。それにしても、時折り差し込まれる清丸の惨行、同じ年頃の娘を持つ親としては読むのが辛かった。あの鬼畜生の肩を少しでも持たせたいなら、例えば育った境遇に問題が…とか、実は本星じゃなかったとか、それなりの理由付けが欲しいところ。トラックのおじさんのシーンは良かったな。いい事言ってた。

2017/02/26

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