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十二月のひまわり

十二月のひまわり

十二月のひまわり

作家
白川道
出版社
講談社
発売日
2004-12-01
ISBN
9784062127301
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十二月のひまわり / 感想・レビュー

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あつひめ

白川作品三冊目。男の哀愁、心の弱さ、儚い夢。そんな男達の抱える小さなガラス片のようなキラキラ光るものを散りばめている。女々しいなぁ・・・と思うこともある。でも、男の一途さが胸をきゅんとする時もある。近くに居たくはないけど、そんな男とすれ違ってみたい・・・なんてわがままなことを思いながら読み進めてしまった。男と女では、男の方がロマンチストかもしれないな。

2012/07/23

キムチ

白川作品2つ目・・「彼らしい」と云う修飾語の香りが掴めてきたような。渇いた男の美学、どこかへ忘れて来たノスタルジックな郷愁、そして折り目の正しさ。この方、憎悪、トラウマのキーワードを大事にする方のようで5作品それぞれにちりばめられている。もっとも殺戮や暴力が影を潜めているので読み易かった。「切り札」がとっつきやすかった・・これも男の友情、裏切り、嫉妬、憎悪が絡まる。男の憎悪は女のそれよりどす黒く凄まじいというが「社会の底辺に巣喰う邪悪というものに余りに疎い」私のこれまでの人生のおつむでは今一つのめり込めず

2015/04/29

まる

おじさんたちの現在と過去の短編集。過去とは違う生き方をしているつもりでも、本当は過去の積み重ねで現在があるんだよね。

2014/04/05

とも

図書館本 前回読んだのが冬の童話だったので、もう少し甘みのある話かと思ったら違った。

2019/12/15

ミーコ

白川さんの短編は初めてで少し頼りない感じがしました。私的には、達也が1番、良かった。

2011/07/22

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