人生に二度読む本
人生に二度読む本 / 感想・レビュー
世話役
城山氏と平岩氏のどちらが仰っていたのか失念してしまったのだが、対談の中であの世に本を一冊持って行けるなら『老人と海』を選ぶとの話があり、同書についての深い読み方を披歴されていた。本書を読むのと前後して、ふだん本をあまり読まない友人から「『老人と海』を読んだが、ひたすら魚を追いかけて最後は自分も死ぬだけの話だった。何がおもしろいのかさっぱりわからない」との感想を聞かされたため、読書と読解について考えさせられたのを覚えている。読書という行為は、本の質はもとより読み手にも左右されるものだとよくよく認識した。
2013/11/10
和菓子男子
広くて深い書評集。 二人の知識の多さと哲学の深さには読んでいて度々驚かされた。 知的な友から本を教わるような。 教わるのに上からという感じがなく、親しみをもてる知性に溢れる一冊だった。
2015/02/10
テキィ
もうちょっと色々な本を紹介しているかと思った。 本が書かれた背景などに触れられている点は良いです。
2010/05/31
みきぼうず
160721~
2016/10/04
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