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新・風に吹かれて

新・風に吹かれて

新・風に吹かれて

作家
五木寛之
出版社
講談社
発売日
2006-07-06
ISBN
9784062128483
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新・風に吹かれて / 感想・レビュー

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gtn

日本に馴化し定着した仏教。片や人口の1パーセント強に過ぎないキリスト教を、著者は「馴化しない文化は根づかない」とある意味突き放す。キリスト教が日本に広まらなかった理由のすべてとは思わないが、日本に馴れようとしなかったという指摘は頷ける。

2018/05/29

あいくん

☆☆☆☆50編ほどのエッセイが収められています。「治療」と「養生」について書かれてあります。病気や怪我を治すことよりも、病気にならない、怪我しないことの方が大切です。五木さんは病院嫌いです。健康診断も受けないそうです。わたしも最近歯痛に苦しみましたが、いまも痛みが少しあります。これを完全に直してしまおうというのは年齢を重ねていることを思うと傲慢かも知れません。40年前の「風に吹かれて」も手に取りたいです。

2011/09/23

メルセ・ひすい

8-01 赤7-62 シロ・アカ・クロ・ブチ 知らねえだろうなあ・・・漂然とは五木の代名詞か・・ 週刊誌の刷り直し・・一読快笑、再読苦笑。おかしくて、やがてジンと胸にくる、五木エッセイの真骨頂。約40年前の名エッセイ『風に吹かれて』を書き継いだ新たな試み。紡ぎ出される言葉に癒される、待望の最新刊。 時代の風を感じ続ける・・・ トラウマ・・ 作家の清冽な感性と哲学

2006/10/14

オカピー

こんな風に年を取っていくのも、ありかな。

2022/07/06

TOKUMOTO

軽い話が展開していくようで、背景に深い関心や興味がつながっていく。「セピア色の街の記憶に」や「時の過ぎゆくままに」は後日談があり、フランソワーズサガンの母親が叫んだ「あんたたち、恥をしりなさい!」で、丸刈りにされたフランス人の女性がひかれて行くロバート・キャパの写真を想い出した。キャパもサガンのお母さんの声を聞いたのだ。

2014/11/20

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