元禄いわし侍
元禄いわし侍 / 感想・レビュー
こばまり
読友様のレビューで気になり検索したらば、積読しているノンフィクションの訳者であった。それも納得、釣魚史研究家でもある由。個性豊かな面々が織りなすエンタテインメントでありながら、江戸の鰯文化も知ることができて満足。
2024/06/01
ばな
ってどんな侍?とタイトルに魅かれて手に取りました。 いわし偉いぞ!すごいな鰯。そりゃ、猫も油なめたくなるよね。 元禄、綱吉、といくれば、やっぱり出たかよ忠臣蔵でしたが、程よく筆をとどめていたので好感が持てました。
2011/09/26
藤枝梅安
◆著者は魚類生態学を専攻し、釣魚史研究家として有名な人である。 この本でも江戸時代の鰯漁、鰯の流通、鰯の経済効果について多くの記述がなされている。 主な登場人物は3人の侍である。津軽藩浪人・笹森半九郎、 深川佐賀町の鰯問屋・武蔵屋の用心棒をしている。住まいは深川諸町。 ある日、武蔵屋の干鰯置き場に現れた一人の浪人が、地面にこぼれていた干鰯を拾って 食べようとしているところを武蔵屋の男衆が見咎め、懲らしめる。 この浪人は吉田沢右衛門と名乗るが、生国は明かさない。
2009/07/25
markuna
時代背景の描写が最初は、煩わしかったが、主人公とヒロインの描写が良かった。とくにヒロインへの作者の惚れかたが良かった
2016/05/02
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