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理屈は理屈神は神

理屈は理屈神は神

理屈は理屈神は神

作家
かんべむさし
出版社
講談社
発売日
2005-04-01
ISBN
9784062128858
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理屈は理屈神は神 / 感想・レビュー

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くさてる

人生に起こった様々な出来事を通して、自然にある宗教にたどりついた道のりが、知的好奇心を刺激するユーモラスな文章で語られていきます。著者は、あらかじめ読者が持ちそうな疑問や考えについて、自分も迷いながら、誠実に答えます。押し付けがましさがまったくといっていいほどありません。SF作家ならではのバランス感覚は、損なわれておらず、だからこそこの宗教自体がどうこうというよりも、様々な人生の経験を経て、自分に合う宗教として、ある信仰に出会った作家の物語として面白く読める内容になっていました。

2009/11/14

Tonex

小川洋子の本にたびたび出てくる金光教について興味がわいたので読んでみたが、なんだかよくわからない。キリスト教や仏教と違い、新宗教をベースにエッセイを書くのはものすごく難しいようだ。文学における未開拓の分野といえるかもしれない。

2014/04/09

woods

ある作家の入信記。それなりに「真理」に近そうとは感じられたかな。「いやになったらやめたらよろし」ってのはいいね。

2013/01/19

bbb

○。「信心記」。信じるものは救われるのだろうけど。

2012/01/29

がんぞ

イスラム教が日本に根付かないように日本人は生活規範を変える宗教を好まない(少数居るムスリムは「ときどき断食サボってます」などという)。『チャーズ』の遠藤誉氏の父上がこの信仰で、「合理的」と書いていた記憶がある。個人の悩みには回答し合致しても、原子力災害のような国難はどう説明されるのか。日本は徳川幕府崩壊、大東亜戦争敗退につぐ第3の敗戦にどう向き合うのか。著者は「読書人口の回復」までも祈念しているというが文字よりも線画(=マンガ)動画のほうが情報量多いという前提はどうなのか。読書は少数派かもしれない宗教は?

2011/07/19

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