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日本の戦後 下

日本の戦後 下

日本の戦後 下

作家
田原総一朗
出版社
講談社
発売日
2005-07-01
ISBN
9784062129237
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日本の戦後 下 / 感想・レビュー

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まままま

下巻は、全共闘、日米経済摩擦、教育改革、構造改革、国際関係について記述がされています。 過去の政策がどのように立案され、議論され、潰されたのか。また、潰されていなかったらどうなっていたのか。潰したのは誰かという視点が新鮮でした。著者の考えを極力排し、当時の関係者からインタビューしたことを中心に据えている点にも感心させられます。また、世論やマスコミによって、政策決定が捻じ曲げられることの実例を知り、頼もしいと思う反面、世論やマスコミは将来展望が欠けているという点で、不条理だなぁと思いました。

2017/09/18

telephone

割と公平な視点で書かれていると思う。もっと読まれてもよいのではとないか。

2013/01/26

platoon

著者のスタイルのせいか話題になることはないが、よくまとめられた戦後政治史。

2012/01/05

ホリエンテス

佐藤内閣の沖縄返還から小泉内閣までの戦後日本史。今思えば橋本龍太郎って省庁改革とか消費税アップとか日米貿易摩擦解消とか、まともな改革やってたんだな。本人のキャラクターで上手く伝わってないけども。

2015/08/11

aki

ちょっと異論があるなあ。全共闘が若者の支持を集めてた、ということ自体が共同幻想にすぎんわ。特に地方では学生運動はファッションでしかなかった。全共闘世代のうさんくささは当時から感じていてね。戦後民主主義が吉本隆明のいう「擬制」であることは間違いないんだけど、その「擬制」を打ち倒すのに、それよりもっと古い「擬制」、つまりマルクス・レーニン主義を持ち出すなんてアホちゃうの、という感じ。マルクス・レーニン主義なんて、ジュラ紀か、中生代に流行った思想だよね。戦後民主主義より、よっぽど手垢にまみれてると思ってました。

2020/11/07

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