KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

波に座る男たち

波に座る男たち

波に座る男たち

作家
梶尾真治
出版社
講談社
発売日
2005-07-26
ISBN
9784062129596
amazonで購入する

波に座る男たち / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Tadashi_N

痛快冒険小説。捕鯨って、そんなに悪いことなのか?くじらやに行こうか?

2018/10/29

悪者みきこ

再読。サラマンダー殲滅の次に好きな梶尾真治作品!と言いつつ全然覚えてなかったけど(・_・;)とにかく後味の良さが魅力!表紙の鯨も好きだなー。

2022/02/17

horuso

日本がIWCから脱退した今は、本書を読むのにちょっとタイムリーかも。資金繰りに追い詰められて鯨の密猟を企てるヤクザと、超武闘派の環境保護団体との対決が、悪く言えばバカバカしく描かれているのだから。ユーモア冒険活劇という帯の惹句がかなりぴったりな内容で、まあまあの出来。たしかに、岡本喜八に捧げられるべき内容か。子供の頃いくらでも食べていた鯨肉を、今はあまり食べられない現状を鑑みると、溜飲が下がる内容ではあった。いつもそうだが、今回も料理がうまそう。尾の身の刺身の信じられない旨さを思い出して喉が鳴った。

2019/08/19

葉月94

漁師さんのお話かと思ったら、あこぎなことのできないやくざが、借金の代わりにもらった船が元捕鯨船と知り、鯨を取りに行くという話でした。環境保護団体の過激さが不気味。かつての名スナイパーがかっこよかった。女の子も。

2011/01/05

oko1977

堅気な組長が率いる組が日本の食文化を守るべきと、鯨を捕獲しようとする。行動派の環境保護団体と中国の密漁船に狙われるが、最後は息子の治療薬の材料に鯨の脊髄が必要だったことを知り、組を助けるという物語。組員の一人を屠ったメフィストという鯨と、死んだ組員の恋人が波座士となって戦いが始まるところで物語が終わっている。PMG50アンチマテリアルライフルで環境保護団体の兵士の兵器のみを打ち抜く、源爺さんがかっこいい。

2009/05/19

感想・レビューをもっと見る