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現代思想の遭難者たち 増補版

現代思想の遭難者たち 増補版

現代思想の遭難者たち 増補版

作家
いしいひさいち
出版社
講談社
発売日
2006-06-21
ISBN
9784062130110
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現代思想の遭難者たち 増補版 / 感想・レビュー

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白義

現代思想の冒険者たちシリーズの月報についていた傑作四コマ漫画の書籍化。だけあって、各思想家のキーワードや性格、キャラクターをシリーズに従いよく理解していて思想入門、ギャグ漫画両方の側面が優れています。実は初心者より、ある程度知ってる中級者が一番笑えて理解できるかもしれません。思想好きの学生なら手元において、折に触れてパラパラ読むのが一番楽しいでしょう

2011/09/09

_apojun_

図書館本。いしいひさいちさんが漫画も交えていわゆる思想家と呼ばれる人々の思想を紹介するという内容。 一人あたりの分量は少ないけど、紹介される人の数は大変な量で、これだけの思想家を断片的にだけでも理解するのは大変だろうと感嘆。しかもそれを自分なりの解釈でオチのある漫画に仕立て上げるというのは、かなり大変な作業だったに違いない。「がんばれ!!タブチくん!!」「おじゃまんが山田くん」のイメージとは違った作者の偉大さを感じられる一冊でした。

2020/11/04

藤月はな(灯れ松明の火)

(専門的な哲学書を紐解いたことのない者の浅はかな感想ですがあえて書きます)実家にある父の蔵書を読みました。シュールなネタに笑いつつも分かりやすい哲学漫画の描き方にいしいひさいち氏がどれほど、哲学を理解したのかが伺えるようでした。人類文化学、宗教論などでも一部に触れましたが哲学というのは固定にある思い込みや常識だと思っている事柄をひっくり返して改めて考えるからこそ生まれ、矛盾すらも哲学となりうるのだなという印象を受けました。

2011/08/19

hayatama

正直言って、あたしゃ哲学というのはニガテで、本書に出てくる思想家も大半を知らない。でも、あ、このヒト知ってるわ、という部分のパロディの仕方がとんでもない。いしいひさいちは、一応全ての著者を読んでいるはず。(そうでないと、パロディは作れない。)とにかく、いしいひさいちというヒトは読者を選ぶ漫画家だ。本書を読んで怒り出すヒトもいるのかもしれないが、本書を楽しめるヒトと、哲学談義など、面白かろうと思った次第。

2015/04/08

2h35min

内容は幅広く且つ難解なのだが、漫画表現により、読みやすく感じる。かなり多数の哲学者の名前が登場する。

2024/07/31

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