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天使のナイフ

天使のナイフ

天使のナイフ

作家
薬丸岳
出版社
講談社
発売日
2005-08-01
ISBN
9784062130554
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天使のナイフ / 感想・レビュー

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冴子

さすが乱歩賞受賞作。少年犯罪の是非を語らい続けるのから、と思いきや、意外などんでん返しが待っていた。まあ、少年犯罪の連鎖がすぎる気はするが、加害者が少年であれば被害者の人権すら見過ごされてしまう今の法律はどうも納得できないし、その辺への怒りを駆り立てられた。少年の更生とはいったい何なのか? 社会へ出られればそれでよいのか? 被害者への謝罪の念すら表さない更生なんか、更生とは言えないんじゃないか、薬丸さんもその辺を強く訴えたかったのかな。このところハマっている薬丸さんのこれが原点かと思うと凄いなぁ。

2016/12/29

takaC

少年たちの「無邪気さの中に隠れた何ものか」の怖さ。第51回江戸川乱歩賞授賞は納得の一冊。

2013/09/16

ダイ@2019.11.2~一時休止

デビュー作。少年法のお話。二転三転する展開にデビュー作からすごいと思った。

2014/01/16

初美マリン

初めての作家さんでした。単にミステリーだとは、片付けられない。加害者と被害者遺族、少年法と多くの事柄が混ざりあい、厚みのある納得のいく一冊でした。

2020/07/08

こうじ

⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かったというより切なかったかな^_^;少年法に関する話。未成年だからといって罪がないのはおかしい。被害者が浮かばれないよ。最近、少年Aとして本出てるけど、興味はあるが被害者の事を考えたら、絶対読まない。その本の印税で少年Aが豊かに暮らしていたら、許せない!更生したからと言って、死ぬまで罪を継ぐわなければいけないと思う。少年法はなくてもいいと思う。^_^;

2015/07/19

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