ムーミンのたからもの (講談社の創作絵本)
ムーミンのたからもの (講談社の創作絵本) / 感想・レビュー
旅するランナー
ムーミンって、そういえば、スッポンポンで何も身に付けてないなぁ。パパのシルクハット、ママのハンドバッグ、ノンノンのリボン...皆それぞれ宝物を持っている。ということで、自分にとっての宝物を探しに出かけるムーミン。そして何やかやあって"大切なものは目には見えない"系の教えが待っています。最後のミーの言葉「まあ、そうとも言えるわね」が効いてます。ムーミン・マーケット@阪急梅田にて、ムーミン・グッズに囲まれて、物欲を煽られながら、立ち読み。教えに従って、この絵本の購入は我慢できました。めでたし、めでたし。
2021/03/01
keroppi
この絵本、表紙にはトーベ・ヤンソンって書いてあるけど、日本で編集・出版されたもの。絵もアニメっぽい。お話は、ムーミンと家族や仲間たちとの心温まるもので、それなりに面白いけど、原作の持つ不思議な雰囲気はない。トーベ・ヤンソンの世界は、独特のものだということをあらためて感じた。
2022/01/29
アキ
ムーミンにはたからものがありません。ママはいつもハンドバックをもっています。困ったら何でもでてきます。パパはりっぱなぼうしをもっています。スナフキンはふるぼけたぼうしとハーモニカ。スノークのおじょうさんはまえがみがある。ヘムレンさんはせかいじゅうのきってをあつめてる。ミイときたらどんなものもじぶんのあそびどうぐにかえちゃうんだ。でも、ぼくには・・なんにもない。森で迷子になったムーミンを抱き寄せてママは言いました。あなたのたからものはめにみえないけどここにあるわ。それはみんなのことをかんがえられるこころよ。
2019/11/30
アクビちゃん@新潮部😻
【図書館】ステキな絵本。と、いうかムーミンの優しさがステキ? みんな、何かしら宝物を持っているけれども、自分には何もないと哀しくなったムーミン。そこで、ぼくだけの宝物を探しに行きます。まずみつけたのは、見た事もない文字が書いてあるビン、そしてピンクの貝殻と次々に色々な物を見つけます。でも、手に入れた物は、もっと違う人が手にした方が良いと考えるムーミン。… 私には出来ましぇーん❢ なので、ムーミンが持っている宝物、私は持ってません(^O^;)
2018/12/07
masa@レビューお休み中
ムーミンって、こんな性格だったの?普通の男の子だと思っていたので意外だった。「ぼくにはなにもない」そう言って悲しそうにするムーミン。みんなのようになりたいと言って、自分だけの宝物を探しに行くんだ。自分も、みんなと同じでないと嫌だという想いは誰にでもある。その想いをどういう形に変えていくかは、家族や友達次第な部分がある。その点…ムーミン谷の仲間たちは素敵なんだ。一人一人違うんだけど、みんな愛が溢れているんだ。
2012/05/10
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