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てのひらの迷路

てのひらの迷路

てのひらの迷路

作家
石田衣良
出版社
講談社
発売日
2005-11-15
ISBN
9784062131254
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てのひらの迷路 / 感想・レビュー

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chii

バラエティ豊かな24個のお話、短編集。お話の前にそのお話の解説があるんだけれど、それをあえて読まずに読みました。だってぇ~私なりの世界に入りたいんだもん~。引きこもりのお話「銀紙の星」が好き、他のお話も楽しめました。

2010/10/26

tomoe

24篇の掌篇集。手に取る人によって装丁も中身も内容も厚さもまるきり姿を変える本を描く「旅する本」がとても好き。心が傷ついた人の元を訪れ、元気を与えたらまた旅に出る本。わたしもこの本に出逢いたい、わたしと出逢う時はどんな物語になるんだろう・・・と想像するのが愉しい。

2010/03/21

ぼにー

石田さんのほぼ私小説的な短編集。 どんな風に書いたかがまず表紙のように書かれているし、石田さんが描きたいように描いたというだけに、石田さんに近しくなれる錯覚。 彼女だったりが言う彼(らしき主人公)の評価が高い。ナルシストさが伺われる。

2016/03/09

そうたそ

★★☆☆☆

ともひろかただ

原稿用紙10枚分のショートショート連載を集めた短篇集。最初はきちんとした短編小説になっているのに、直木賞受賞などもあり途中からあきらかに小説の体をなしていないエッセイのような作品が多くなっていくのはご愛嬌か(笑)。会社をやめて山下公園のベンチで本を読んで昼寝する、読んでるだけで羨ましくなる開放感がすげーいい『無職の空』が個人的なイチオシ! 作者コメント「会社を辞めた時の自由な感じは格別なものです。5回も6回も会社を辞めたのはこれを味わうために辞めたようなもの」。さもありなん。

2013/01/24

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