甦る昭和脇役名画館
甦る昭和脇役名画館 / 感想・レビュー
まさやん80
12人の脇役俳優の代表作3本を上映する名画座という趣向の脇役賛歌。 まず、12人の役者の選択が素晴らしい。作者は1970年代に毎年400本の映画(それも東映、新東宝、日活)を見ていたそうで、なるほどの人選だ。それぞれの役者について熱く語られるが、映画の粗筋を語る部分は、もっと簡潔にしても良かったかも。 でも、同じ年代に映画を見ていた者としては、とても懐かしく、また有り難く、読んだ。そうなんですよ、いい役者だったんですよと言いたい。
2023/10/10
じゃもじ
昭和、とくに1960年代から、70年代半ばまでの作品が中心に取り上げられている。生まれる以前のものばかりなので、正直ほとんど未見の作品だが、それでも楽しめる。読み終わるころには、たくさんの映画を見た気分だ。
2012/02/21
igi_tur
また鹿島先生が荒稼ぎしてるなあと思いきや、1970年~77年の間に年平均400本みたという見たという日本のB級プログラムピクチャーの脇役に焦点をあてた本。取り上げられている俳優は、荒木一郎、岸田森、伊藤雄之助、吉澤健など。資料的にも内容的にもたいしたことないが、好感がもてます。
2009/03/08
sasha
映画のあらすじを書き連ねられても実際の映像を見なければ役者の凄さは伝わって来ない。個性派俳優への思い入れは分かるが、少々空回り気味か。
2010/12/07
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