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月とアルマジロ

月とアルマジロ

月とアルマジロ

作家
樋口直哉
出版社
講談社
発売日
2006-03-01
ISBN
9784062133166
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月とアルマジロ / 感想・レビュー

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…二作目の樋口さんは40万でアルマジロを預かって、自分探しの旅に出る。ソーシュール。今度は「僕はうなずく」が多用されて、なんつうか完璧劣化ハルキさんになってる感が否めない。結局、なんでこの人が前に歩いていこうとしたのかよくわからないまんまなんだよなあ。アルマジロは好きなので、腹を上に向けて、短い前足と後ろ足を大の字に広げて寝るアルマジロ描写には大満足です。

2014/09/11

miroku

携帯が自分だけ圏外。自足している主人公よ、さてどうする? アルマジロの如く、丸まっているかい?

2011/07/02

ごとうさん

現実なのかファンタジーなのか境界が曖昧で不思議な読了感。だが、よくわからなかった・・というのが正直なところ。作者の意図をきちんと汲み取れれば、何かもっと違う見方ができるのかしら・・・。読んでわかったのは、アルマジロのお腹はすごく触り心地がよさそうってことと、ドックフードを食べるってことかな。

2014/02/22

ゆい

村上春樹と一緒に借りていたから、何となく似ているような雰囲気を感じつつ読了。私は嫌いじゃない!ぼーっと読んでぼんやり元気を貰えるのが良かった。全体的に漂う前向きな空気がなんとも春っぽくて季節的にも良いチョイスできたと思います

2016/03/16

あるぱか

図書館で装丁に惹かれて借りてみました。無職の主人公が、友人?からアルマジロを預かるところから物語が始まります。芥川賞の候補作品だったらしく、普段読まない文学チックな表現で、少し難しかったです。人は誰しもがどこかで繋がっている。また色々なモノに囚われて生きているというメッセージを感じました。

2015/12/28

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