イサナと不知火のきみ
イサナと不知火のきみ / 感想・レビュー
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*古代日本ファンタジー*綿津見一族の娘イサナは、不思議な声に導かれ、兄や友人クレと共に船出した。やがて声のするマツの木を見つけるが、その中には龍の子が封じこめられていて…。神と人が共存する古代日本を繊細なタッチで描く、新シリーズ!?(紹介文・他より)――著者による恐ろしいまでに綿密な古代史、民俗学の調査をバックボーンに秘めながらも、誰にでも分かりやすい言葉で紡ぎだされた、古代日本ファンタジーの傑作再び登場! ⇒続き
2014/04/16
びっぐすとん
たつみや章さんと東逸子さんのコンビの縄文から弥生への過渡期を描くファンタジー『月神の統べる森で』シリーズが大好きなので、こちらも読んでみた。こちらは日本神話の世界。海辺のムラの巫女と海の神との交流と冒険のファンタジーも面白い。こっちの方が少し現代的でライトかな?この1冊で終わるのかと思ったら続くのか。続きも読まなきゃ。
2020/12/02
湖都
月神シリーズと同じ世界観ということで読んでみた。あちらは縄文と弥生、邪馬台国のイメージだが、こちらは古事記の雰囲気。海が舞台。文体や登場人物は、こちらの方がかなり柔らかくて娯楽要素が強い。主人公のイサナは、元気いっぱいで勇ましく魅力的なヒロイン。謎の少年クレとのほのかな恋も甘酸っぱくて可愛いし、ジン爺(なぜか大小2人いる)や龍のヒコナとの掛け合いも楽しい。テンポがいい。挿絵もやはり美麗。さらっと読んだけど、結構このシリーズ好きかも…。
2020/08/10
さなだ
図書館 イサナおとこまえだな!ヒコナが生意気で可愛い。クレの本当の名前はなんなんだろう。
2009/11/16
メル
面白かった!綿津見の神を信仰している綿津見の一族たちの話。主人公イサナが異国の少年クレ、不知火のきみの息子ヒコナとこれからどう関わっていくのかが楽しみ!東逸子さんの挿絵が素敵すぎた。挿絵がついてる本を読むのは久しぶりだから顔とか想像しやすくてよかったな。私好みの本でした。
2016/12/09
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