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フィルム

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作家
小山薫堂
出版社
講談社
発売日
2006-06-23
ISBN
9784062134514
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フィルム / 感想・レビュー

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ぶんこ

読み進めながら、似たような本を読んだ記憶がよみがえる。兄が好きだった都会的な男性を主人公にした作品を多く出していた作家さん。名前が思い出せない。高橋三千綱さん?小山さんを全く知らなかったのですが、読んでいて憧れる人が多いのではないかと、「タワシタ」の主人公と重なりました。独身の男性の日常が男性目線で描かれていて、軽く読めました。好きなのは「セレンディップの奇跡」。こんなサプライズ誕生日パーティーは、まさに奇跡。

2021/11/10

るむ

恋する日本語以来、久々の小山さん。ほっこりしたり切なくなったりホロリとしたりする、そんな短編が10話です。青山や六本木あたりの地理が詳しく書かれていて、田舎者の私にはそれも楽しかったです。今度、エスプレッソに砂糖を一杯いれてみようと思いました。都会の話だけに全体的に皆さんがオシャレなので、ワインを飲みたくなります。苦手だけど。

2022/04/20

むー

おしゃれー。とーきょーの人はまいにちこんな苦労をしているのか。私は生きていけない。という卑屈な自分がこれでもかとえぐり出されるおされ感。ぽすぎる。じょうずだけどね。そして何となく寂しさが後をひくのはさすが放送作家さんてことですかね。ほんと、おしゃれ過ぎて。

2014/02/07

plum

あとがき;食卓は,思い出を記憶する”フィルム”に似ている。W座からの招待状の語り口を彷彿とさせる。衣食住で言えば,食。そこここで人との交流が描かれる。

2023/10/09

まいねまいね

大人の雰囲気を醸し出している素敵な読み物と思います。勢いづいたところがないんだけど、老いというよりは落ち着いた文章で、どの短編もよかった。私は好きです。

2011/10/24

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