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千の風になって: ちひろの空

千の風になって: ちひろの空

千の風になって: ちひろの空

作家
新井満
いわさきちひろ
出版社
講談社
発売日
2006-08-01
ISBN
9784062135184
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千の風になって: ちひろの空 / 感想・レビュー

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Smileえっちゃん

いわさきちひろさんの絵に誘われて手にしました。この詩、にちひろさんの優しい絵がピッタリですね。親しいお友達が亡くなり、告別式に流れていた曲。恥ずかしいぐらい泣いてしまった。あれから何年なるのか・・・作者不詳の英語詩を翻訳され、曲をつけられた新井満さん。この陰にお父様の死があったのですね。千の風に乗って、いつも、見守ってくれているんだと思うと、ちっとも寂しくありません。いつも一緒にいるんだと思うと楽しくなりますね。

2021/01/15

みや

母から借りた本。「千の風になって」の詩に、いわさきちひろさんの絵が重ね合わさっている。子供の頃から家のカレンダーはずっと、母親が大好きないわさきちひろさんの絵だった。二人で安曇野美術館にも足を伸ばし、母との思い出とちひろさんの絵は何があっても切り離せない。母を異常なほど溺愛している私は、母の死を想像するだけで涙が零れてしまうが、そんな私にこの本を貸してくれたということに、母の思いが込められている気がする。有名な「千の風になって」の原詩は、作者不詳だと初めて知った。優しさと翳りを持つ絵に、とても合っている。

2016/11/28

みずたま

大切な人を失うということ。新井さんのお話に胸が苦しくなる…。お父様との風船のエピソードにちひろさんの風船のイラスト。「千の風になって」この曲にあわせて新井さんとちひろさんの息子さんが選んだイラストが、とても情景にあっていて、個人的な感情もあるが泣けてしまった。

2015/08/29

ぽっか

大好きなちひろさんの絵にのせて、「千の風になって」を味わう。ちひろさんの絵には、本当に風が吹き渡っている。寄せる波に、ゆれるリボンに、かわいた音をたてる草花に、にじむ夕暮れに。底が知れないほどの優しさに、涙をがまんできなくなる。この詩を日本語に訳した新井さんのショートエッセイもすてきだった。彼にとって最古の記憶は2歳の頃!(よく覚えてるなあ!)空に消えた赤い風船と、そのあとすぐに亡くなったお父さん。そんな記憶をもつ人だから、この詩のちからに気づけたんだろうなあ。

2019/09/14

布遊

この詩に合わせて描いたと思うくらいに、いわさきちひろさんの絵がピッタリと思いました。個人的な思いと重なって、涙が出てきてしまいそうです。本を探して、この3月の法事の時に、配りたいと思いました。

2015/01/14

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