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だいにっほん、おんたこめいわく史

だいにっほん、おんたこめいわく史

だいにっほん、おんたこめいわく史

作家
笙野頼子
出版社
講談社
発売日
2006-08-19
ISBN
9784062135245
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だいにっほん、おんたこめいわく史 / 感想・レビュー

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現代最重要フェミニズム小説!

2018/12/19

ともたか

こういう文はどういうふうに読んだらいいのでしょうか? ねむいときには読めないし頭が冴えているときにはまだらっこしくて まてないし、なんとかしてよかな。

2016/09/23

CCC

キモオタ批判だと受け取る事にした。あえて。安全圏から消費していい作品じゃないと思ったから。嫌いなものを一纏めにして血祭りに上げてるようにも感じたが、そんなことを口に出させない圧倒的な文圧があり、また中盤以降の文脈の転換なども考えると、とてもではないがそれだけの話と割り切れる内容じゃない。有無を言わせぬ壮絶さ。

2019/01/06

あ げ こ

その都合の悪さ故に、手頃さ故に、侮蔑され、或いは黙殺され、封じ込められて来たものたち。自らを苦しめ、抑圧する敵の、卑劣さ、嫌らしさを暴くため、語り出す。おぞましき愚行と、抗戦の歴史を。怒涛、騒乱、止まることのない、言葉で。心を象るイメージの歪みにこそ、宿る熱の、心地よさ。芯から人を馬鹿にしたような、嘲笑の色合いは、破壊の快さへ、怒りを根底に、悪意を着せ、凄みを帯びた戦いの軽快さの中、しばしば言葉より溢れ落ちる憎悪は、切実な痛みの象徴として、平穏に惚けていた心を奪い、狂騒の渦へと、一気に飲み込んで行く。

2015/01/09

rinakko

再読。すっかり呑まれた。兎に角設定は一見シュールだし(火星人少女遊郭・涙)おんたこはあまりにも醜悪…なのだが、実は私も、おんたこ、知っている。普段あまり見えないようにはされているけれど。おんたこは、第一党の癖にマイノリティの反権力を称し、ペド全開でロリコンを趣味ではなく商売にしている。ネオ(ロリ)リベ。八百長討論。蛸壺的世界観と歴史観。おんたこの理想は、80年代経済の享受と非現実化させた記号少女の享楽…とか。そして、自我を失くして隷従民になることを受け入れない人々(みたこ信者…)はいなかったことにされる。

2019/11/18

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