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闇の底

闇の底

闇の底

作家
薬丸岳
出版社
講談社
発売日
2006-09-08
ISBN
9784062135283
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闇の底 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

読メでとても気になっていた作品。今頃ですが引きこまれて一気に読了。さすがの薬丸岳!こんな犯罪者を許せる筈はない。刑期を終えたって被害者やその家族は救われることなど無いのだ。その一方で法治国家日本で『私刑』が許される訳も無く・・モヤモヤが募る。長瀬を思うとキツいなぁ。読み手を『闇の底』に引き込んでのラストだった。ん~ん、ん~ん、読み応えはあったが読後感は複雑だった。

2015/09/12

takaC

ミスディレクションがあからさまなので早い段階でサンソンの正体は予想できてしまう。それを根拠に推測される通りの結末なのかを確かめるために読み進めたが、こんな後味の悪い終わり方だとは、違う意味で予想外だった。

2013/08/28

ダイ@2019.11.2~一時休止

面白かったんだがテーマも結末もちょっと重い。これじゃ救われないよ。

2014/01/16

taiko

子供が被害者の性犯罪者達が次々殺される事件が起こり、犯人からは死刑執行人サンソンを名乗る犯行声明が送られてくる。犯人を追う刑事の中には、過去に妹を性犯罪で亡くした男がおり、事件に対して葛藤があった。サンソンは誰なのか、事件は解決するのか。…伏線のしっかりしたミスリード、まんまとはまり、引っかかりました。犯人には驚きましたが、そこはホッとしたところでもありましたが、更なる結末には少し不服。タイトル闇の底故仕方の無いことですが、長瀬には真の刑事でいて欲しかった。→続く

2017/08/12

mmts(マミタス)

うーん、何とも言えないですねぇ。性犯罪者は許せないし本音を言えば、死刑だろうが擁護するつもりはありません。ただし、サンソンの行為の描写に耐えきれませんでした。まっ、死刑が無理ならば、あえての私刑になるでしょうねぇ。再読したいけど、なかなか勇気ありません。薬丸岳さんの問題提起は素晴らしいと思いますよ。しかし、やっぱり子どもをターゲットにした猟奇的な事件には耐久性ないために、あまり読みたくないですし。いや、こんな風に避けるから問題の解決には繋がらないのかしら。サンソンを推理することは面白かったですけどねぇ。

2016/08/10

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