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前夜のものがたり

前夜のものがたり

前夜のものがたり

作家
藤田宜永
出版社
講談社
発売日
2006-08-01
ISBN
9784062135528
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前夜のものがたり / 感想・レビュー

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あつひめ

歯切れの悪い男たちの恋物語…のようなもの。妻がありながら他に女を作る男がよわっちいのか、そんな男にしてしまった女が強すぎるのか。人の人生、一寸先はわからない。闇じゃないかもしれないし、バラ色とまでは行かなくてもマッチの灯りみたいなものが見えるかもしれない。でも、どちらにしても選ばなかった未来も選んでしまった未来もどっこいどっこいだと言うことかな。切ない恋とはちょっと違う…自業自得から始まった恋…のように感じた。男よりも女の方がはるかに貪欲で恋をしている時は一生懸命。男は過去になると一生懸命になる。

2012/01/31

和草(にこぐさ)

前夜ってドキドキ。ドキドキのものがたりがつまっています。明日はどうなっているのかと思い本を閉じました。

2013/11/07

gontoshi

男と女の関係は色々有り、関係が変わる瞬間があるのかなと思いますね。私はこのような艶っぽい話とは縁遠いですが……

2023/03/26

dra-wrappin

藤田宜永って本当にこの手の話が大好きなんだなあ。大人な男女の交わりや機微を描いた短編集だが、どうやら心が弱っている時に読むと良いようだ。自分じゃまず無理なことばかりしてくれる男女だからこそ、別の世界をのぞいているようである種の没入ができた。

2014/03/13

あつこ

装丁が美しい。前夜ものがたりと言うだけあって結果はわからない。そこにたどり着くまでの話。だけど結果がなくてもなんか心地好いから不思議。

2012/02/21

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