養老院より大学院: 学び直しのススメ
養老院より大学院: 学び直しのススメ / 感想・レビュー
はなあぶ
作者は脚本家の内館牧子さん。■社会人が学生になるには:1)お金の都合、2)時間の都合、3)家族の協力、4)仕事との両立、以上が整うまでは時期を待てとの事。■大学院生活から得たもの:1)目線の広がり、2)専門知識と考え方、3)新しい人間関係、4)若い人への目線の変化、5)少し気が長くなった、6)学会体験、7)若者が中高年をみる目を知った8)地方都市での暮らし。■失ったもの:1)学校生活にかかる諸経費と休業による大幅収入減 2)学生時代、既存の人間関係が手薄に■何かを始めるのに遅すぎるということはないとの事。
2015/04/23
美幸
面白かった。相撲を愛するが故の大学院。加えて相撲部の監督。本当に天晴れ。昔から好きだけど、久しぶりに牧子節を読んで惚れ直した。自然体が好きでないって。。ご本からビシビシ伝わってきます 苦笑
2021/08/06
tetsubun1000mg
売れっ子脚本家で、横綱審議委員の内館牧子さんが東北大学相撲部の監督をしていたことは、新聞等で知っていたが大学院の学生をしていたことはこの本で初めて知りました。 社会人枠とはいえ、授業や論文作成も必要なはずなのにと思っていたら、やはり東京から大学の地元に引っ越したとのこと。 定年後はカルチャーセンターや社会人向けの大学にも行きたいと考えていたので読み進めていきましたが、やはり一般の大学院生と一緒では壁が高いことは分かりました。 今後の参考としたいです。 内館さん頑張りましたねスゴイ。
2019/06/13
Hiroki Nishizumi
面白かった。「論文で、わかったような能書きは書くな、私が見てきた社会というのはこういうものでした、と書け」の一文は特に参考になった。
2018/07/14
はこ
内館さんが大学院進学を決めた理由、そして学生生活のことなど。単なるエッセイというだけでなく、社会人が再び大学を目指すときのノウハウなんかも書かれています。それにしてももう一度勉強してみたい!という気持ち、学びなおしはいくつからでも遅くはないんだなと思わされました。「得たもの失ったもの」の章がよかったなあ。
2012/09/01
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