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犬は神様

犬は神様

犬は神様

作家
山本容子
出版社
講談社
発売日
2006-11-18
ISBN
9784062137157
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犬は神様 / 感想・レビュー

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チョコ

山本容子さん、銅版画家だけど文章もうまい!愛犬との暮らしが、目に浮かぶように描かれている。芸術家だからこその観察力なのかなー!

2018/05/16

きりこ

蔵書再読。共に暮らした犬たちとの思い出を語るエッセイですが、一番心に残っているのはやはりルーカスのことなのでしょう。「迷いこんだ捨て犬を飼うことにした。まるで海からやってきたようなその犬は子犬の可愛らしさもなく歯を剥き出し傷だらけで野生丸出しだった」そして捨て犬だからこそ、由緒ある名前を与えたいと思った容子さんが素敵だなと思いました。拾われた犬は容子さんが尊敬する画家ルーカス・クラナッハと同じ名前を授かり、生涯容子さんに寄り添って生きたのです。誰よりも長く大事な時間を過ごすパートナーとして。続く→

2013/12/05

がいむ

山本容子さんがかつて飼っていた五匹の犬についてのエッセイ。16年寄り添った元迷い犬ルーカスの話がやはり印象的。老犬になったルーカスが「自然の力に抗わず、ナチュラルに、力を尽くして生を終える」様子は哀しさといとおしさが感じられます。そろそろ13歳になる犬がいるので、淡々とした文章なのに最後は涙なしには読めません・・・。たくさんの犬の挿絵の表情や動き、さいごの写真もすてきです。

2014/02/06

ぱせり

犬と暮らす。ことにルーカスの老いの姿は、せつなかった。そして、残酷だけど、可笑しくもあった。そしてやっぱり愛おしかった。わたしの思い出はシーチキンだったよ。とっておかなくちゃ、と思って、それからもういいんだ、と思い直した事など、蘇る。ずーっと前のこと。悲しいけど、あえてよかった。人も犬も幸せだったねえ。

2012/02/17

ツキノ

90年代後半~2000年初め頃、山本容子さんに心酔していた。この本の存在は知らず…ルーカスのその後、これまで買っていた犬の歴史。犬を飼うようになったので、見方が変わった。『犬のルーカス』も再読したい。

2018/12/02

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