逢わばや見ばや 完結編
逢わばや見ばや 完結編 / 感想・レビュー
ぶんこ
1959年に茨城から月島に中卒で働きに来た著者。 今のハローワークの紹介で、なんと上京する時に大人が付添ってくれたり、雇い主が迎えに来ている。東京タワー観光に連れて行ったりと、当時の、人を雇う人々のあたたかさに感動しました。 著者も、それに答えて、きちんとお礼状をだしたりしています。 月島・佃の人情豊かな記載も嬉しかったです。 番頭さん、手代さんの記述から、結構大きな古本屋さんだったようです。 古本を売るには、内容、著者、時代等々を知っていなくてはならず、勉強の日々なのですね。 面白かったです。
2015/05/03
亀之助
お店が有った月島時代と高円寺時代の話。自分の青春時代にかぶる話もあり、懐かしく読めた。いい時代だった!
2010/07/09
wasabi
店仕舞いされた今となっては叶わぬ話であるが、“芳雅堂書店”を一度訪れてみたかった。せめても、著者発行の古書目録『書宴』なるものを読ませていただきたい。
2007/01/08
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