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下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

作家
内田樹
出版社
講談社
発売日
2007-01-31
ISBN
9784062138277
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下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち / 感想・レビュー

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やっさん

★★★★★ 教育評論家ですら目を反らしていた学びの現状を明文化している刺激的な教育書。「これを勉強して何の意味があるんですか」と問うことで自らの成長を妨げ、未来を売り払っている・・・なるほど。

2019/01/26

マエダ

ラディカルな問いに対する嘆きとも皮肉とも取れる著者の意見は面白い。労働はオーバーアチーブといったところは自分にも当てはまる箇所もあり、仕事に対して褌を絞めなおさねばならない。

2016/11/21

ねむねむあくび♪

再読。この本が書かれてから10年以上。平成が終わろうとしている年。今なら内田樹氏はどんな風に時代を論じるのだろう。自己責任と等価交換は浸透し、若者たちは物心つかないうちに搾取され続けて、大人になり親になっている。わかったフリをして読み飛ばす能力が、ネットを通じてさらに加速しているそんな時代を。

2019/01/18

ヒデミン@もも

約10年前の本。ニートそんな言葉があったなと過去になりつつある。最近の内田樹さんの教育論を読んでないからわからないけど、ゆとり世代の終焉をなんと語るのだろう。そんなこと考えながら読了。 

2016/06/15

みんと

若者の等価交換的な思考があたりまえになっている。 学問にもビジネスマインデッドな主張を持ち、「それは、何の役に立つのですか?」と平気で呆れた質問をするらしい。 謙虚さはひとつも無い。 役に立つと立証されなければ学ぶ事をやめるのだろうか? 家庭の中で誰が一番、不快カードを持っているか、その上位者が家庭の形成に貢献し優位だなんて。 子供も家庭の中での生産性は全くなく、塾に行き勉強をするのみ。 そんな家庭の中で、各々が疲労や不快を誇示し役割を全うしたかのようにポジションを守っているなんて寒々としてくる。

2015/12/03

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