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タイドプール

タイドプール

タイドプール

作家
長江 優子
山本容子
出版社
講談社
発売日
2007-03-29
ISBN
9784062138543
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タイドプール / 感想・レビュー

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あかつき号

大人も子どももここらで出来上がり!ということはない。いくつになっても積み上げる積木はあるし、ノートに白いページが残っている。上手く言葉にならないけれど、じたばたしたり我慢したりぶつかったり、そういうことを省略せんように生きたい。最後に表紙見たら…すみれに目が。こわい。

2016/09/10

びすけっと

2007年3月刊。冒頭からおもしろい!「インターホンがなったのでドアをあけたら、お母さんがとどいていた」(p.3)(゚O゚) 。60円のアイスの棒で指揮をする音楽の先生、グラタンにたくあんを入れる新しいお母さんことマコさん、100%パルプでやりとりしましょうと言うマコさんママのヨシエおばさん。トンでいる人が沢山。タイトルのタイドループってなんだろうと思いながら読みました。家族も学校もその時(潮時)に集った人と調和しながら過ごすところなのかも。えり子は新しい潮だまり(タイドループ)でしっかり成長しましたね。

2014/05/13

読書国の仮住まい

小学五年生の鈴木えり子が家に帰ると、お母さんが届いていた。 えり子の実の母は二年前に乳がんで亡くなっており、3回目に会うマコさんが今日からお母さんとなる。 ままははモードの彼女にイラついてしまう。 学校では六年生だけが選ばれる鼓笛隊メンバーが気にかかる。 えり子はベルリラが演奏したかったが、何故か指揮者に選ばれてしまう。 タイドプールとは磯辺にある潮だまりのこと。 厳しい世界である一方、小さな生物にとっては身を守る世界でもある。 なんか無理やり終わらせた感が強い。 たくあん入りのグラタンは勘弁なのは確か。

2022/02/25

kolion

母親が亡くなり父と二人切りだった家に新しいお母さんのマコさんがきた。初めてあってから三度目、マコさんは一生懸命に母親をしようと暴走し脱線し、えり子は苛立って仕方ない。 学校でのこと、友達関係、心を痛めながら、だれもが心に自分の理想を持っていることに気づかされる。どこで折り合いを付けて行くのか?タイドプールは磯辺に住む小さな生き物たちが身を守るうえでの大切な場所のこと。家族もそうなのだ。だけど、それは狭くて厳しい場所なのかもしれない。

2014/05/02

紺。。。

友達と微妙になってしまう感じや、親との関係。小学生の頃って、こんな感じだった。

2013/08/07

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