人生という名の手紙
人生という名の手紙 / 感想・レビュー
kakoboo
交通事故で四肢麻痺患者となった著者、ゴットリーブ氏が自閉症の孫に送った32通の手紙が綴られている。 自己啓発や強いアカデミズムというよりも、おじいちゃんから孫への手紙らしい優しい文体でありながらもリアルティを含んだ深い内容でした。 「人間であるとは、どういうことなのか」という主題に対してよい部分も悪い部分も包み隠さず書かれており、なんとなくスケールが大きいのにミクロな視点が満載で、本当によかった。 児玉清さんのような感想を述べるにはまだまだ修行が足りないですね。。。
2015/03/24
Anne
祖父から孫への手紙集なんだけれど、精神科医師だからか?哲学のような、気持ちを落ち着かせるアイデアがいっぱいなので( ..)φメモメモ。人生は、宇宙の三ミリを神からあずかっていて大切にし、いつか返すこと。感じとれるかどうかは別として、魂の半分が別の場所にある。岸でくだけることを恐れる波は海の一部。映画『ライフ オブ パイ』の原作パイの物語にも言及がある、トラは彼の一部だった
2013/08/26
ねちゃぴん
よくある啓発書みたいな感じではなくて、おじいちゃんから自閉症の孫への手紙なので、分かりやすいし優しいし、愛に満ち溢れてる。
2011/06/26
うさぎ
おじいちゃんが孫にあてた手紙なんだけど、ただの手紙ではないんだな。
2016/02/06
Naoto Moriguchi
交通事故で四肢麻痺になった精神分析医であり、 ラジオのパーソナリティも務めている著者が、 自閉症の孫に宛てた32通の手紙。 「すべての章は、わたしの孫、サムに宛てた手紙になっている。 いくつかは私自身の物語であり、ほとんどは、わたしが多くの人々からまなんだ話だ。そしてどれも、「人間であるとはどういうことなのか」についての話である。」人生について深く見つめ抜いた人だけが持つ言葉の温かさが溢れる1冊。「今、目の前にある人生を生きさえすれば、人生はずっと心地よいものになると、わたしに気づかせてくれた〜本文より」
2013/01/18
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