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戦力外通告

戦力外通告

戦力外通告

作家
藤田宜永
出版社
講談社
発売日
2007-05-31
ISBN
9784062140201
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戦力外通告 / 感想・レビュー

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明星ことこ

「戦力外通告」のタイトルと装丁の潔さから、勝手に若くして戦力外通告を受けたプロ野球選手のお話だろうと思って読み始めたら、あれ?アパレル?と肩透かしを食らった気分だった。都合の良い偶然が重なりすぎて、ちょっと白けたりもしてけど、ゴールが見えそうで見えない年齢の様々な悲哀を今の自分と重ねながら読了。 14年前の55歳の主人公は今69歳になってるはず、70歳を目前にしたこの同級生の物語が読みたくなる。

2021/03/02

まつじん

団塊の世代の、団塊の世代による、団塊の世代のための寓話。 結論は…歳は取りたくない…でしょうか。人間いつまで経っても自分探しなのかな。

2008/07/01

カツオ

リストラされた団塊世代が中学の同窓会を機に、不倫、自殺、家庭不和などの仲間の問題に巻き込まれていき、いつしか自身も・・・。団塊の世代は学生運動を知らない若者をバカにするが、その団塊世代も戦争を知らないと上の世代にはバカにされていた。しかしその後の世代は何を知らないということで下の世代をバカにすればいいんだろうな。バブル?ロスジェネ? 読み終わった後、なんとなく奥さんにワインを買って帰りました。後ろめたいことがあるわけじゃないんだけど。

2010/05/24

いたずらぐりとぐら

会社に見捨てられた男の苦しみを深く掘り下げて書いた作品かと思いきや、しょちゅう飲みに行くわ、家庭を省みず元同級生と不倫するわ…。お気楽でいいですねと呆れ顔のまま読了。

FumiSUN

☆8

2010/02/19

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