KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

六月の桜 伊集院大介のレクイエム

六月の桜 伊集院大介のレクイエム

六月の桜 伊集院大介のレクイエム

作家
栗本薫
出版社
講談社
発売日
2007-06-29
ISBN
9784062141178
amazonで購入する

六月の桜 伊集院大介のレクイエム / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

zanta

伊集院が登場する前までを素直に楽しんでいたので、無理矢理そこへ持って行かなくていいよと反感を感じてしまう。後出しじゃんけんみたいではないかと。

2014/06/28

幻想的な闇が、じわじわと現実に染みて、誰も悪くないのに誰も救われなかった。あまり好みじゃなかった、大人びた少女を描いてるのではなくこれではただの大人だ、すべて大人の読み方の予定調和的に終わるから

2016/01/16

カムリン

表紙の少女をもっとおとなびた美貌に描いてあげればよかったのに。導入部分は孤独な少女に共感して読める。後半伊集院大介が出没し始めると、犯罪の醜さがあらわにされてやや不快感あり。老紳士と美少女の恋、という幻想美を壊さなければもっと読み応えのある作品になっただろう。謎解きらしい謎解きはなく、ミステリというより心理ホラーか。嫌いな作品ではないけれど、読後感は微妙。

2009/08/20

雙楜

「鬼」「闇」系統の心理ホラー。エキセントリックな、単純すぎて不気味な心理描写。いじめや性愛の描写は、古臭くはあるが(登場人物の性格が性格だけに)リアルにも見える。そして何より、いつも問題を解決してきた伊集院大介が狂言まわしで、何の役にも立っていないのが恐ろしい。「読みたい話」では決してないが、吐き気を催すような恐ろしさという点では、栗本薫作中でも一、二の出来。本当に恐い。

2009/05/31

秋芳

伊集院大介シリーズを見るたびに、今度こそ、今度こそ、と思って読むのだが、残念ながら今回もイマイチな感想。 リアリティが感じられない上に、ストーリー上の面白さがわからない・・・ 残念だなぁ。このシリーズも終わりかなぁ。

2008/02/03

感想・レビューをもっと見る