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主題歌

主題歌

主題歌

作家
柴崎友香
出版社
講談社
発売日
2008-03-04
ISBN
9784062142151
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主題歌 / 感想・レビュー

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巨峰

柴崎さんは、人と人との話・やりとりを通して小さな小さな世界を描く。だけど、その小さな世界は私の等身大の世界なのです。私とあなたと、あなたとそのお友だちと。表題作「主題歌」は、ちいさくて、ささやかな、感じのよい場面が、いくつもある。わたしの周りの小さな宝物は、コマーシャルベースで届けられる価値物に比しても負けてはいないのだ。

2012/11/08

とりあえず…

とっても「普通」の作品。ごくありふれたアラサー女性の、ごくありふれた日常を切り取ってるだけなんだけなんだけれど、そこに彼女達の息遣いを確かに感じるから、読んでいてとても心地よい。同性だけど、かわいい女の子をみて「かわい~♪」って盛り上がってしまう気持ち、めっちゃわかります。自宅での女の子限定カフェ(12時~24時)。すっごい面白そうではあるけど、我が家でやる勇気もないし、めんどくさい。呼ばれたら行きたいけど・・・

2013/10/27

ゆみきーにゃ

《図書館》何で読みたい本に登録したのか覚えてない。。。美しいものを美しいと素直に感じる心は好きだけど、いまいち何を伝えたいのかわからないで終わっちゃいました。

2014/01/28

おれんじぺこ♪(16年生)

恐ろしく読了に時間のかかった1冊、世界観が合わないのかなんなのか…(笑)女子限定カフェは楽しそうだけど、物語のなかに流れる空気がまったりとも違う…なんだろう、不思議な空気だった。

2013/11/14

アコ

どれだったかを昔読んで「合わない」とおもったんだけ、とかなんとか考えながらの柴崎さん。映画を観ているような気分になる文章だなと。やたら多い登場人物、いきなり他人に変わってはまたふらりと戻る視点、「え、そういうとこも書くの?」という、さして意味がないであろう細かい描写が多いところがそう感じた理由かも。文字としての方言は苦手意識が強かったのに今回はスルッと入り込めた。この関西弁の世界が物語のやわらかさにつながっているのかもしれない。表題作がいちばん好き。家カフェいいなぁ。伝わってくる雰囲気になごむ。

2013/05/23

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