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ROUTE134

ROUTE134

ROUTE134

作家
吉野万理子
出版社
講談社
発売日
2007-08-30
ISBN
9784062142205
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ROUTE134 / 感想・レビュー

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七色一味

読破。葉山──その辺りの心象風景が浮かぶ、するんと心の奥に滑り込んでくる、海の町の物語です。予定調和なエンディングですが、この物語には相応しいかと。横須賀を抜けると葉山、鎌倉、藤沢、江ノ島…。R134がそうであるように、過去があって、それから繋がった今がある──。そんな、物語です。オススメ!

2013/01/23

アメフトファン

大好きな湘南の風を満喫出来る一作でした。物語自体はよくある話でしたが、湘南が舞台、そして杉山清貴の曲のお陰で、爽やかな雰囲気を味わうことが出来ました。いとこのお姉さんから借りた君との夏物語の衝撃。夏というきらめきが詰まった名曲でしたね。題名の曲は聴いたことがないので、今度トライしてみます。

2015/12/07

ひめか*

やはり吉野作品好き!長い人生の紆余曲折あった上でのピュアな恋愛。ドラマを観ているようで情景が目に浮かぶ。書籍編集者の悠里が作家と打ち合わせをしていたカフェで、中学時代の同級生・夕輝と18年ぶりに再会。彼はカフェのオーナーだった。過去にはいじめやクラスメイトを巡る行き違いがあって、その過程が徐々に明かされていくのも引き込まれた。二人のわだかまりが溶けたことで、思い出したくない過去の傷も少しは見え方が変わったように思う。当時の互いの想いを知れて良かった。上手くいきすぎだけど、奇跡の再会は運命だったんだと思う♡

2023/12/10

星群

お互い好意を持つ者同士なのに、あることがきっかけで、擦れ違った2人。少女漫画にありそうな話。2人がどうなるのか、ドキドキキュンキュンハラハラしながら読んだ。1つ難点を挙げるなら、悠里が翔子に対してとった行動。翔子の言う様に『悲劇のヒロインはわたしで、あなたたちを結びつけるエンジェルになりたいの』みたいな感じがして、その点は興醒め。本当に元サヤに納まったらどうするつもりだったんだろ?でも、海沿いのカフェには行ってみたいな。

2014/02/04

野のこ

中学時代に気になってた男子との再開。当時の虐めの傷を引きずりながらも彼のカフェに通いながら周りの人たちと交流を深めて「ROUTE134」は大切な場所に。悠里と夕輝の距離感が気になり一気読み。最後の二人の会話にキュンなりました。ホシジャナイカラのくだりは微笑ましい。決断に悩んだらコーヒーでも飲んで一息ついて素直になろうって思いました。

2016/11/26

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