沈底魚
沈底魚 / 感想・レビュー
さっこ
公安警察を舞台にしたスパイ小説。日本において諜報活動というものに馴染みがないけれど、実際はこのようにスパイが暗躍しているという不安に駆られました。二転三転するストーリーに、ご都合主義なところも見られ少しグタグタした印象でしたが面白く読みました。
cryptoryou
国家間におけるスパイの暗躍、公安の刑事達、謀り、欺き、嵌め、陥れ、騙し騙される日常、「沈底魚」の正体とは、二転三転する状況に、ラストが気になり、後半は一気に読み切りました。まぁ面白かったんですが、登場人物が多くて、ちょっと、ややこしかった、人物相関図を書いて整理しながら、読み進めました。それにしても、こんな組織の中にいると、人を信頼する事が、一切出来なくなりそうですね。
2015/11/19
Zann
★★★★☆中国との心理戦が中心の公安警察小説。全体に静かに話が進み、それでいてスパイ合戦が面白かったのですが、中国名とコードネームが頭に入ってきにくく、ちょっと苦戦(*∩´ω`∩*)少しずつしか進めなかった読書でしたが、それでも『誰が誰を騙しているのか?それとも騙していないのか?』の展開にワクワクでした(*^^*)今までに読んだ曽根作品とは色合いがかなり違いましたが面白かったです。
2017/04/14
さゆ
再読。やはり面白いとは思えなかった。最初に読んだときは理解が足りないから面白く感じないのかと思ったのだけど、どうも違うみたい。納得がいかないのだ。人物造型も伊藤、五味、若林などはとても良いと思うのに、キーパーソンの凸井、それに主人公などがあまり伝わってこない。王爺との関係性にも私が読み過ごしただけなのかもしれないが説得力がない。同じ題材でもっと原稿枚数を増やし書き込めば、もう少し面白くなったのかもしれない。ただ、ちゃんと説明ではなく描写になっている部分も多く、光るものもある。他の作品を読むかどうかは微妙。
2012/12/02
み
感想を読んで気になった作品、初読みの作家さん。お話しは、何転もあって楽しめたのですが、キャラ立ちする作品が好みなので、その点でちと…。この作家さんの他の作品も読んでみよっかなぁ♪
2016/05/01
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