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きむらゆういちの『ひみつの箱』

きむらゆういちの『ひみつの箱』

きむらゆういちの『ひみつの箱』

作家
きむらゆういち
出版社
講談社
発売日
2007-09-07
ISBN
9784062142700
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きむらゆういちの『ひみつの箱』 / 感想・レビュー

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モリー

〈きむらゆういち〉さんは絵本作家だ。よくご存知ない方でも〈あらしのよるに〉の文を書いた人と言えば思い当たるのではないか。絵本作家に限らないが、創作者が普段何を考えいるか私にはとても興味がある。この本はそういう意味で私の好奇心を満たしてくれた。と当時に、作品を通してしか想像し得ない創作者の考えや方や仕事以外にしていることを知ることができ、興味深い。「こどもの本だからといって、こども用の本をつくろうと思うのは、こどもに失礼だ。大人もこどもも同じ人間。」とおっしゃる方の作品が大人にも響くことに合点がいった。

2022/09/25

masa@レビューお休み中

きむらさんは、この『ひみつの箱』のことをボクのひみつのメモと言っています。たしかに、日常の中で見つけた、絵や童話を作るためのネタなのでメモには違いないのですが、ここにある言葉は、もうただのメモではないです。ひみつの箱を開けてみたら、たくさんのキラキラした宝石が溢れていたという感じなんです。すでに完成された言葉たちは、それだけで独立していています。しかも、激しく心を揺さぶる言葉ばかりがあるのです。生き方や考え方をまざまざと見せつけられます。もうこれは、きむらゆういちの名言集といってもいいんじゃないかな。

2013/02/19

湘子

とにかく、どの言葉も胸に強く響きじんと沁みてきます。何度も何度も読みたい。 著者は「あらしのよるに」で有名なきむらゆういちさん。彼が絵や童話を書くためのネタ帳のようなものの、そのネタとネタの間に織り込まれるように書いてあった言葉たち(はじめにより)と、油絵画家としての作品とを合わせて一冊の本にしたものです。油絵も素晴らしい!

2013/03/22

ミロリ

きむらさんの考え方や思考が心地良くて何度も共感。過去にこだわらず前向きに進んでいくことが大切なんだと再確認。きむらさんの言葉を全てクリアできたなら世界の眺めはすごく変わるんだろうなと思ったり。色々勉強になった。一気に吸収するよりも 気分が沈んだときや不調なときに少しずつ取り込む読み方が理想かなと思う。ずっと手元に置いておきたいので購入を考える。きむらさんの絵画を素敵でした。

2014/03/24

ozoz

タイトルに魅かれて手に取った。分厚い油絵がドーンと迫る。小さいサイズの本を感じさせない大きさと言葉の重み。「読書は他人の心の中がのぞき見れる秘密のグッズだ」をメモ。

2016/04/01

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