横浜開港絵巻 赤い崖の女
横浜開港絵巻 赤い崖の女 / 感想・レビュー
ツカモトカネユキ
2007年発行。幕末から明治初頭の混乱期。さらに混乱の激しい外国人との交流の多い横浜を舞台にしております。横浜を舞台にした作品の多い作者ならではの作品。ガール・ミーツ・ボーイもので、レディコミ要素が多いです。物語は予想通りに進むのでなく、ひねりを効かせて楽しませてくれます。主人公たちがそれぞれの想い描く結末にはなりませんが、それでいて明るい未来を見せてくれるのには好印象を受けました。最近、読んだ女性が身体を張る物語は、不幸な結末が多かったのですが、本作は将来に明るい兆しが見えて爽快感がありました。
2023/05/17
ひろえいおう
涙涙思わず涙しました。初めて借りた作家さんですが、読みやすく。たまたま行った事のある場所と、江戸末期の物語を読んでいたので想像しやすかったです。本の表紙から「遊郭」の話と思っていましたが、一人の女性の生き様でした。
2011/01/15
のぞきねこ
結ばれるまでがじれったくて、現代っ子にはすっきりしないかも。
2014/09/11
Hiroyuki Nakajima
横浜公園は遊郭の跡地とは知りませんでした、耐える事と言いなりになる事は意味合いが違う周さんの言葉が心に響きました、最後の展開は予想外で驚きでした
2014/09/04
海月
横浜の昔の地図と照らし合わせながら読み直したい、と思いつつ、『赤い崖』が生み出されるくだりが辛く、なかなか読み返せずにいる。
2014/01/15
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