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靖国への帰還

靖国への帰還

靖国への帰還

作家
内田康夫
出版社
講談社
発売日
2007-12-15
ISBN
9784062144001
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靖国への帰還 / 感想・レビュー

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wanichan

靖国問題に確固たる持論もないので、すんなりと小説を通して靖国問題について、いろんな捉え方に触れることができた。ただただ、もう二度とお国のためという名目で、人の命が危険にさらされることがあってはならないと思うばかりです。

2014/09/11

seraphim

同僚から戦争ものとして紹介してもらった本。昭和20年5月19日、B29の襲撃に迎撃するため厚木基地から飛び立った戦闘機月光。月光に偵察員として搭乗していた武者は、B29を一機落としたあと、着弾したもののかろうじて厚木に戻った。ところがそこは平成の現代だった!。戦時中からこちらの時代にタイムスリップしてしまう、というのが面白い。現在も問題になっている靖国問題や、現代人の責任感についてなど、考えさせられるテーマが語られている。靖国問題については、表面的なことしか知らないことに気づかされた。

2014/11/07

Taka

戦争がもたらす不幸を描いています。しかし全く違う要素が織り込まれてて、物語としては面白いです。

2017/12/03

浅見ヨシヒロ

『永遠の0』読んだ方は是非こちらも。特攻隊員の話ではありませんが、当時の青年兵達がどのようにしてあの戦争と向き合っていたか分かります。また、靖国神社への見方も少し変わりました、どんな考え方が正解なのかは分かりませんが。気にくわなかった点は冒頭部分にて主人公が存外現実をスムーズに受け入れ過ぎてることと浅見さんが出てこなかったことかな笑

2014/05/07

James Hayashi

太平洋戦争時、兵士たちは「死んだら靖国で会おう」という事を口癖にしていたらしい。海軍航空隊に属する武者(むしゃ)中尉は何かの弾みでタイムスリップし、62年後の日本へと時を越える。大御所の書いたファンタジーロマンであり、恋愛ものともいえるが、肝心の靖国問題は入門程度に触れている。近隣諸国の反応を含め、靖国神社の合祀問題など著者の考えを見れるが、必ずしも同意はできなかった。重いテーマであるが少ないページで読みやすい。あえて言えば物足りない読後感。

2015/04/10

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