論理と感性は相反しない
論理と感性は相反しない / 感想・レビュー
あつひめ
恋愛でも友情でも、似すぎても似なさすぎてもうまくいかないような気がする。相手の魅力を魅力的た捉えられるか…鬱陶しく感じるか…。少女時代から女性へと移動するなかでの些細な心の傷口みたいなものを垣間見た気がする短編集だった。ヘンテコそうにみえて、ちょこっと糸口を出しておくような…その糸を引っ張るとぐるぐるほどけていくような…山崎ワールドを探索した気分だ。
2013/12/07
ホッパー
短編集。著者本人もあとがきで書いているが、若さに任せて書いている感が良かった。エモさとも言える。
2022/07/24
青蓮
初読み作家さん。タイトルと装画に惹かれて手に取りました。連作(?)短編集。15編収録。山崎さん、凄く楽しんで書かれてるなぁと言うのが伝わってきました。文章も軽快でさらっと読めます。久しぶりにユーモアに溢れる本を読んだかも(この頃は重たい内容の本ばかりだったので)。どれも面白かったけれど「嘘系図」がとても印象に残りました。山崎さんの他の作品も読んでみたいです。
2015/07/29
ぶんこ
山崎ナオコーラさんの、筆名から受ける第一印象と本の内容が一致しない事が多かったのですが、この本はまさにドンピシャ。ナオコーラと名付ける感性に溢れた短編集でした。好きずきですが、私は「美しい距離」のような作品が好みなので、戸惑いつつ読み終えました。
2016/12/10
佐伯
とても楽しく読ましていただきました!! やっぱり山崎ナオコーラさんの作品はどれも面白い。 その中でも、架空のバンドバイオグラフィーという話は本当笑えました。 短編なので読みやすく、何かを感じられる作品ですね^^ あとがきも読んで、やっぱり山崎ナオコーラさんの作品、私すごく好きだな〜とあらためて感じました。 ありがとうございます!
2015/10/19
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