初恋アニヴァーサリー(記念日): 講談社青い鳥文庫スペシャル短編集
初恋アニヴァーサリー(記念日): 講談社青い鳥文庫スペシャル短編集 / 感想・レビュー
はるき
初恋のイメージは何となく甘酸っぱい。でも本作は硬軟取り混ぜてというか、結構ビターな味もした。男女差というか、男の子より女の子の方がおしゃまで多感で難しい。でも、本当に純粋なのはたぶん男の子。対比が面白かった。良作のアンソロジー。
2015/10/09
Masa.H
目当ては加納朋子の短編。それだけで図書館から借りました。その作品は素晴らしく健全で美しくて切ないもので大満足でした。名木田恵子さんの作品も、思わず涙するくらいの純粋で切ない気持ちが溢れてくる感じの良作。著者の他作品も読んでみたいと思った。倉橋燿子さんは良い話だけどご都合主義すぎる現実感の無さでちょっと醒める(子供向けとしては良作かな?)。小林深雪さんは、面白いんだけど本編を知らないスピンオフを読んでる感が強く残念。逆に言うと本編を読んでみたいという魅力がある。残り2作は私の趣味に合わなかったので減点です。
2020/02/17
ミルクみるく
この本の中でもやっぱりないちゃいそうだよシリーズが好きです,凜ちゃんとってもかわいいですよね!!
2010/10/25
史
若おかみシリーズを読み進めているので流れて読むアンソロジー。初恋を軸にしていてらそれでいてやはり内容に幅がある(今の時代にはちょっとインモラルな話も)。そんな中で若おかみの話はゆったりまったりとしていて、順番的には締めのデザートみたいな緩さがありました。アンソロジー系を読むたびに思うことですが、やっぱり参加作者作品をつまんでいきたいなあと。
2023/05/19
boo
やっと読み終わった…シリーズがあってスピンオフっていうのは読んだことがないと読み進めにくかったなぁ。でも、初恋の切なさは伝わってきますね。初恋っていろいろだなぁ。実ったり片思いし続けたりきゅんとしました。
2014/03/12
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